人間を装った悪魔たち

あの時あの事がなかったら今頃はどうなっていたのだろう。 人は新しいものが好きで欲望深くて愛されたくて仕方ない生き物だということを改めて知った。

作られたシナリオ

離婚の話も進み、姉と子供たちが家を出る方向で決まった。



自宅にちょいちょい行っては荷物を運んでいた姉。



一緒に行ったある日。



「見て!こんなものあった!」



手には一枚の紙。



別居してすぐ旦那さんが女を家に泊めたみたいでその女からの置き手紙だった。



〇〇へ


お泊り楽しかったー♡


今〇〇は大変な時だけど、私は〇〇の傍から離れないし裏切らないよ!


また来るからね(*´з`)


大好き♡


〇〇より



そんな内容だった。


そして寝室には見慣れない枕と布団が置いてあった。


あきらかに女モンって感じのやつだった。



姉は



「ほらね!こんな人なんだよ!」



と言っていたが、私にはなんだか違和感でしかなかった。




だってほんの少し前に旦那さんが実家に来て私の父と母に涙ながらに別れたくないって言ってたんだよ。



なんか離れる口実(自分が不利にならないように)全てが作られたストーリーにすら思えました。



まだ別居してそんな経ってなくて、姉がまだ出入りするのわかっててそんな事するのかなと。



まぁ腹いせに見せつけとかも考えられるか・・・



その辺の真相は未だわかりませんがね。



大人の事情もあるかもしれないけど、子供たちにしたら大好きなパパだったので見ていてとてもかわいそうでした。



でも離婚は当人同士でないとわからない事もあるので、周りは何も言えない状態でした。





そうして程なくして離婚が成立した。