人間を装った悪魔たち

あの時あの事がなかったら今頃はどうなっていたのだろう。 人は新しいものが好きで欲望深くて愛されたくて仕方ない生き物だということを改めて知った。

悪魔のしつけ②

②食育について


長男は偏食だったので苦手な物が多かった。
(下2人はなんでも食べれた)


良介さんがそれを嫌がり、吐いてでも夜中になってでも食べさせたりした日もあったみたいです。


あとは。


約束を破ったからご飯を与えない。
嘘付いたからご飯は嫌いな物だけ出して全部食べ終わるまで他の事は何もさせない。


逆効果じゃんと思っていたしもはや虐待やろって思っていたけど、結果的には偏食はかなり改善されたみたいですけど。


食わず嫌いだったのか、罰が辛くて意地でなのかはわかりませんが・・・


食べ物を大事にする気持ちはもちろん大切な事だし、作ってもらった物を有難く頂く気持ちも残す申し訳ない気持ちも大事な事です。


でも上記のような事はあくまで他人だから出来ることではないかと思います。


私はそんな事は出来ません。


どうしても食べれるようにするなら、細かくするとか味を変えるとか色々工夫すると思います。


それは悪魔からしたらもってのほか!


あの人たちは子供の気持ちを優先するとか性格を踏まえてこうやってみようとか考える事はしません。


大人の言う事は絶対だからそっちが合わせてくれというスタンス。


料理を味わって冷めないうちに食べるが鉄則。


食事中に話したり笑ったりはマナーが悪いし下品なんだとか。


私は食事は会話しながら楽しく食べたい。


料理を囲んで今日一日の事を話したり、テレビ観て笑ったり。
時間に追われてる日々で唯一子供たちと向き合える時間でもあると思っているので大事にしてます。


母が遊びに行った時に母と子供たちだけで外食出来る事があったみたいで、その時に話しながら笑いながら食べていた時に子供たちが


「こんな楽しくご飯食べたの久しぶり」


と嬉しそうに言っていたそうです。


聞いた時はなんだか切ない気持ちになりました。