人間を装った悪魔たち

あの時あの事がなかったら今頃はどうなっていたのだろう。 人は新しいものが好きで欲望深くて愛されたくて仕方ない生き物だということを改めて知った。

一方的な攻撃

離れてからすぐは姉や良介さんから頻繁に連絡があった。



でも正直苦痛でした・・・



というのも。



最初は近況報告やこんなとこだよーとかあれ忘れたから送ってーとかそんな事だった。



しかし、だんだんと私もこっちに来ないかみたいな内容ばかりになったから・・・



今まで何度か言われた事あったけど笑い半分みたいな感じだったから軽く流してたけど、だんだん本気モード突入してきて怖かった。



姉からは、ここがいかに素晴らしい所で住みやすいかとか人が優しいとかのアピール。


良介さんからは、姉が知り合いも居ない街で不安だと思うし来てくれたら嬉しいと思うみたいな事。




いや知らんがな。



なんで私まで巻き込もうとする?


私はここに大事な物が全部あるの!


地元も家族も友達も簡単に捨てれない。



ほっといてくれ。



ただでさえこちらサイドはみんな離れて寂しそうにしているのに。


何を言っちゃてるんだろうとしか思えなかった。



夢見心地なのはあんた達だけですから!!




てか地元ディスるのやめろ。


あんた達の価値観押しつけてくるのやめろ。



もういちいち不快な内容。


返事を返すのがめんどくさくなる。



考えているうちに姉からえ?終わり?無視?とくる。





あぁ・・・



うっざ




こっちもさ暇じゃないんだよねー。


育児と家事と仕事もやってるんだよねー。



返信早いのにやたらと長文・・・


そんな暇あったら子供たちに費やしてくれよ。



あきらかに私の好きだった姉でなくなりました。


男のために自分の欲のために家族をバラバラにした。



私はだんだんと距離をおいていきました。



所詮、遠い親戚より近くの他人。