人間を装った悪魔たち

あの時あの事がなかったら今頃はどうなっていたのだろう。 人は新しいものが好きで欲望深くて愛されたくて仕方ない生き物だということを改めて知った。

家族の立場

それから姉は家族を説得させようと色んな話をしてきた。



・ここに居るより向こうの方が制度が母子に対して優しい。
・近くにいて元旦那の存在に怯えて生活しなきゃならないなら離れたとこに居る方が精神的にいい。
・職もこっちより断然向こうの方が沢山あるから働きやすい。
・次女のアレルギーもこっちに居るより向こうの方がいい。


もっともらしい事を言って家族を説得しようとしている。


きわめつけは、こっちに居たら子供達が私達家族に甘えるし、なんでも買い与えられて(家が狭いから)置く場所もなくなるし、
何より私の母としての立場がないと言い出した。


へぇー。
家族の協力をそんな風に言うんだ。
感謝より文句。


もう呆れました。


母としての立場がないって・・・


毎日男と長電話して育児放棄に近い事してて良く言えるね。
離婚してから母らしい事そんなしてないじゃん。
むしろ自分の欲求だけを周りに押し付けて振り回してるだけじゃん。


家族を犠牲にしてまでもどうしてもその男と一緒になりたいんだね。


親も半ば呆れ気味でちゃんと自分でやれるならいいんじゃないと言った。


ただ子供達の事だけはきちんとしてあげてと固い約束をして。


それから引越しの準備や手続きなどの下調べなどが始まった。


でも子供達がちゃんと納得するように話はしていなかった事がわかった。


私達が子供達の事を見すぎていて、手を貸しすぎていて、親子が向き合う時間を奪ってしまっていた。
それは昔からずっと。


そして口下手な姉だから尚更。


これは本当に後悔です。